高血圧&検診

高血圧の検診・検査

血圧計を用いて行なわれる高血圧検査について、最高血圧、最低血圧が一定数値以上の場合、高血圧であるという基準があります。白衣高血圧や仮面高血圧ということもありますので、診療所での検診とともに、家庭での測定も行なうのが良いのではないでしょうか。

血圧検査の前に

血圧検査

血圧検査は主に血圧計を用いて行なわれますが、血圧は姿勢や運動、心理状態によって数値が変動しやすいものです。急に立ち上がるだけでも一時的に上昇します。測定前には十分にリラックスし、安静にして計るのがよいです。

また、緊張すると血圧があがってしまうから、と、喫煙やコーヒーは禁物です。コーヒーやタバコはかえって血圧を一時的に上昇させる働きがあります。食事によっても上昇します。測定30分前には、何も口にしないほうが良いでしょう。

高血圧症と診断されたら

高血圧

血圧検査により数値の異常が見られた場合、まずは緊急に治療が必要かどうかを疑います。大動脈瘤や急性心不全など、命に関わる合併症のリスクが非常に大きい場合、緊急処置が必要です。また、本態性か二次性かの判断が行なわれます。二次性の場合、高血圧の原因となる疾患がありますので、その原因の疾患の治療を行なうことになります。二次性ではないとなると、本態性になりますので、高血圧症の治療となります。

高血圧症の治療は、通常、緊急な場合を除き、すぐに降圧薬で治療を行なうのではなく、生活習慣の改善から始まります。リスクに応じて期間を設定し、例えば3ヶ月や1ヶ月など、食生活の改善や運動、禁煙などの指導により正常血圧に戻すことを心がけます。それでもなお血圧の改善が認められなかった場合、降圧薬治療となります。

高血圧ガイドライン

日本高血圧学会が提唱している診療ガイドラインをもとに、血圧の分類を紹介します。正常高値血圧からIII度高血圧に従ってリスクが高くなっていくものとなっており、二つに当てはまる場合はより重いほうに分類されます。

尚、ご家庭で測る場合は上135 mmHg以上下85 mmHg以上でリスク範囲。上125mmHg下75 mmHg未満であれば正常血圧とされています。

至適血圧

最高血圧が120未満で、かつ最低血圧が80未満の場合、至適血圧となります。合併症を引き起こさない為の極めて理想的な数値として推奨されています。但し、数値が低すぎると低血圧となりますので気をつけましょう。

正常血圧

最高血圧が130未満で、かつ最低血圧が85未満の場合、正常血圧となります。平均的に標準の数値とされていて、この範囲であれば心臓病のリスクが少ないと判断できます。

正常高値血圧

最高血圧が130〜139の間である、または、最低血圧が85〜89の間である、正常高値血圧となります。高血圧に近い数値ですが、糖尿病や肥満、その他の危険因子を併発していなければリスクなしと判断できる範囲です。

I度高血圧

最高血圧が140〜159の間である、または、最低血圧が90〜99の間である、I度高血圧となります。 軽度の高血圧となっています。糖尿病等の生活習慣病などの危険因子がなければリスクは低いですが、リスク要因を持っている場合は注意が必要です。

II度高血圧

最高血圧が160〜179の間である、または、最低血圧が100〜109の間である、II度高血圧となります。 中等度の高血圧とみなされ、合併症を患っていない場合でも十分に注意が必要な数値です。

III度高血圧

最高血圧が180以上である、または、最低血圧が110以上である、III度高血圧となります。重度の高血圧と分類されます。様々な合併症、心臓病の危険性があると判断されます。

収縮期高血圧

最高血圧が140以上で、かつ最低血圧が90未満である、収縮期高血圧となります。収縮期血圧が高く、拡張期血圧が低いという数値で、老齢などによっておこる動脈硬化が予想されます。合併症、心臓病の危険性も十分にあります。

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