血圧

血圧の仕組み

血圧は人の健康状態を知る重要なバロメータのひとつとなっており、最低血圧、最高血圧を知り正常な状態を保つことで高血圧をはじめとした各種病気の予防になると考えられています。高血圧の人は、血圧を下げるよう心がけましょう。

血圧とは?

血圧とは、文字通り血液の圧力のことです。血液が血管内を通るとき、血管の壁に加えられる圧力のことを言います。医学や健康に関して話題にのぼる血圧と言うと、一般的には主に心臓から全身へ血流を受ける血管、いわゆる動脈のものを指します。

血圧

現状、血圧計の単位は「mmHg」水銀柱ミリメートルが広く用いられています。尚、英語では「blood pressure」と言われ、こちらも文字通りblood(血液)のpressure(圧力)という単語で血圧の意味になります。

血圧の上と下って?

血圧について話すとき、一般的に「上が120、下が80」など、上下の二つセットで言いますよね。この上と下、最高血圧と最低血圧などと呼ばれるものは一体何なのでしょうか。

上(最高血圧)とは、「収縮期血圧」とも言い、心臓がギュっと収縮した時、つまり血液が押し出された瞬間の血圧のことです。一方、下(最低血圧)は「拡張期血圧」と言い、次の血液を流し込む為に心臓が広がったときが血管に一番圧力のかかっていない状態となるわけです。この収縮期血圧と拡張期血圧の二つのバランスが重要となり、お互いが平均・標準より高い状態が高血圧となります。

血圧の変動

血圧の変動

血圧の数値は様々な影響により上下します。一日の中でも数値が上下する影響は多くありますので、測定の際は気をつける必要があるでしょう。例えば、時間、時刻により変化します。人は寝ている間は血圧が低いです。朝、起きるとともに上昇していき、午後に入ってピークを迎えます。そして夜になると徐々に下降していき、寝ている間に最も低くなるというサイクルがあります。また、姿勢によっても変化します。座った状態から立ち上がると、血圧は下がります。その他にも、食事や運動、あるいは緊張などの心理的要素でも上昇します。

血圧と貧血の関係

血圧が急に低下して脳の血流が低くなる状態が、めまい、立ちくらみ、脳貧血と呼ばれるものです。血圧が低い状態を低血圧と言い、特に座っている状態から立ったときに立ちくらみなどを起こすことを起立性低血圧と言います。

尚、厳密には医学的に言う貧血とは、血液中の赤血球の不足の事をさし、低血圧ことによって起こる脳貧血とは別のものとされています。但し、立ちくらみ・脳貧血の原因予防と赤血球の不足の予防には共通するものがありますので、貧血の改善は低血圧の改善にもつながる部分があるでしょう。

単位のヒミツmmHg

血圧の単位

血圧を測定する場合に使われる単位に「mmHg」水銀柱ミリメートルというものが一般的となっています。「Hg」とは水銀の元素記号であり、ミリ水銀、ミリエイチジー、とも言われますが、なぜ「水銀」なのでしょうか。

血圧にこの単位が用いられたのは1828年の事で、初めて人の血圧が測定されたときに使用したのが水銀の高さを目盛に測定する機器であり、そのときに単位を「mmHg」と決められたのです。水銀は液体の中でも密度が高く、圧力計の機器がコンパクトになるためよく用いられていました。

しかしながら、現在、圧力を表す単位は気圧などでもよく聞く「Pa」パスカルというものが国際単位系(通称:SI)と決められており、このmmHgは非国際単位に分類されます。血圧に関しても単位の移行を求められていますが、医療という現場から直接人の命に関わる為、混乱を回避するために猶予されている状態です。

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